投機的実行

私の会話は投機的実行だとよく言われる。
なかなか難しいところで、別にみきり発車してるわけでもなく自分でも何を言わんとしてるのかわかってない事のほうが多いのだ。それに対する相手の返答で、あぁ自分はその事を言及していたのだな、と思い、それに対する会話を始めるわけである。どちらかと言えばインタラクティブ言語なLISPに近いんじゃないかと思うんだがどうでしょう?


具体的な例をあげてみる。今日靴を買いにいった時の事である。
「ちょっとつまさきの部分が余ってるんですけど…」
「まぁ、ベルトの部分で締める事もできますし、カジュアルに履く分には問題ないですよ」
「この靴って、一応、アップシューズとして作られてるわけじゃ…?」
「はい、その通りです。」


例を書いてみて何の例なのかもさっぱり分からなくなった。
心情としてはアップシューズなのかどうなのかもわからないまま試着までしてるんだから今さらどうなのかは聞きにくいから曖昧な感じで聞いてみたのにも関わらず「はい、その通りです。」と答えられてしまったら結局どうなのかわからんではないか、という事である。向こうこそ投機的に会話をしてきたのかもしれない。